いざという時

工事の様子

いざと言う時、生活水を井戸でまかなう

昭和30年位までは東京でも水道を井戸からの水でまかなっていた地域が残っていましたが、最近では街中で井戸を見ることは少なくなってきました。カタチだけは残っていても、実際に使われていない場合も多いようで、古井戸にはノスタルジーを感じるほどです。 ところが、その井戸が最近、防災の面から見直されているのをご存知でしょうか。水道は人間生活の中で最も重要なライフラインのひとつですが、災害にあった場合の復旧には電気より時間がかかることが多く、1週間から1ヶ月も水道が出ないことが珍しくありません。そうなると、ポリタンクなどで水の配給場所まで取りに行かなければならず、大変や労力を必要とします。 そんな過去の震災の経験から、自宅の庭で井戸掘りを考える人が増えていると言われているのです。

普通の家の庭でもOK。まずは調査してみよう。

井戸掘りを真剣に検討しようと思ったら、誰にお願いすれば良いのでしょうか。実は、インターネットなどで検索すると意外に身近なところに井戸掘りを専門にしている業者がいることが分かります。 井戸掘りには、水が出るエリアかどうかの調査が必要ですが、こうした業者は、その調査から実際の井戸掘り作業まで一括で引き受けてくれます。井戸掘りに必要な費用は基本料金で25万円から35万円位。ただし、場所によって料金は変わりますし、井戸から出た残土などの処理は別費用という業者も多いようです。また、最終的に使用するポンプも電動式か手押し式かで価格が変わってきますので、事前にしっかり見積りを取り、業者から説明を受けることが必要です。 自宅の土地に作った井戸は自宅の生活水に使う程度なら、特に自治体の役所などに届ける必要もなく、料金などもかかりませんが、こちらについても事前に調べる必要があるでしょう。また、井戸水を飲料に利用するためには水質検査が必要ですので、こちらもお忘れなく。 災害から逃れるのは難しいことですが、災害時に備えるためにも井戸掘りは検討に値するオプションのひとつと言えるのではないでしょうか。